Codeworks Notes

 2022-01-11

運用メモ
ruby
システム設定
トラブルシューティング

Homebrew で ruby をセットアップする

概要

homebrew は macOS または Linux のシステムでサポートされていないパッケージをインストールするパッケージマネージャです。System 配下の Ruby で権限エラーが出る時などは User 配下に環境を作ることでエラーを回避することができます。

Homebrew のインストール

1. Homebrew 公式 にアクセスし、記載されているシェルコマンドを実行してください。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

2. Next Steps に記載されているコマンドを 2 つ実行します。

echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> /Users/Username/.zprofile
eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"

rbenv のインストール

homebrew 経由で rbenv をインストールします。

brew install rbenv ruby-build

Ruby のインストール

インストールできる ruby のバージョンを確認します。
執筆時点では 3.1.0 が最新の安定版でしたが、版の更新があればそれに準じて任意のバージョンを選択してください。

rbenv install -l

安定版の ruby をインストールします。

rbenv install 3.1.0

rbenv に PATH を通して完了です。

vim ~/.zshrc

.zshrc に以下の内容を入力して上書き保存。
操作方法はコピペ後 Esc → : → wq → Enter 。

[[ -d ~/.rbenv  ]] && \
  export PATH=${HOME}/.rbenv/bin:${PATH} && \
  eval "$(rbenv init -)"

パスが通ったかどうかは which コマンドで確認できます。

which ruby
which gem